【体験談】プレコンセプションケア外来に行ってきた｜妊娠前に知れてよかったこと

「プレコンセプションケアってなに？」「妊活中だけど行った方がいいの？」そんなふうに思っている方、私もまさにそうでした。

今日は、東京科学大学病院（旧：日本医科歯科大学）の「プレコンセプションケア外来」に行ってきたのですが…

率直に言って、**もっと早く行けばよかった！！**って思いました。

リアルな体験を、正直にゆるっと書いていきます！

まず言葉からして、ちょっとカタそうな響きですよね。

「プレ＝前に」「コンセプション＝妊娠すること」なので、ざっくり言うと、“妊娠を考える前に、自分の体や生活を見直しておこう”っていう医療的なサポートのこと。

妊活中の人はもちろん、「まだ妊娠は先だけど、体のことを知っておきたい」っていう人にもおすすめだそうです。

私は持病があって、その主治医から「妊娠前に一度ちゃんと相談しておいた方がいいよ」と言われたのがきっかけでした。

ちょうど不妊治療もステップアップを考えていたタイミングで、薬やワクチン、体のこと、気になること全部をまとめて聞けそう！と思って、思い切って予約してみました。

まず驚いたのは、1時間びっちり時間を取ってくれたこと。担当は産婦人科の先生と、もう一人カルテを打ちながら話に加わってくれるスタッフさん。

「何でも聞いてくださいね」って雰囲気で、すごく話しやすかったです。

不妊クリニックって、どうしても「聞きたいこと全部は聞けなかったな…」ってなりがちだったので、これだけ話せる場って貴重だなぁと実感しました。

私の場合、持病があるので妊娠中の薬の影響や妊娠率や流産率に及ぼす影響がずっと心配だったんです。

でも、今回の先生は婦人科と内科の知識どっちも持ってる感じで、すごく分かりやすく説明してくれました。

「持病の薬は今の時点では問題なし。ただ、ワクチンについては注意点がある」といった感じで、不安をあおらず、でもちゃんとリスクも教えてくれるスタンスがありがたかったです。

で、今回一番衝撃だったのが「風疹ワクチン」について。

私は数ヶ月前に近所の内科で風疹ワクチンを2回打ちました。どこを見ても「風疹ワクチンは絶対に打ったほうがいい！」って書いてあるし、妊活中には常識でしょ？くらいの感覚で。

ところが今回、それを伝えた瞬間、先生の表情が少し固まりました。

「それ、主治医に相談しましたか？」「服用中のお薬とワクチンの相性、確認できていますか？」と。

…え？え？そんなの聞いてないよ？？と思っていたら、

どうやら、免疫系の薬を飲んでいると、生ワクチン（風疹とか）を打つと逆に風疹っぽい状態になることがあるらしいんです。

えーーーーネットにそんなこと書いてなかったのに・・・

幸い私は症状が出なかったから大丈夫だったけど、これ聞いたときはちょっとゾッとしました。こういう情報って、やっぱり専門家じゃないと分からないんだな…と痛感。

今、杉山かNACで迷っていて、刺激法（低刺激 or 自然周期）に悩んでるんです…って話をしたら、先生方がとても中立的にアドバイスしてくださいました。

第三者の視点から言ってもらえたことで、かなり自分の気持ちも固まってきました。

プレコンセプションケア外来、ほんとに行ってよかったです。

体のこと、薬のこと、病院選びのこと…自分の中でモヤモヤしていたものが、少しずつ整理された感じがしました。

特に、持病がある人・妊活で選択に迷っている人には超おすすめです。

何より、優しいけどちゃんと教えてくれる先生がいる場所って、本当に貴重。

気になってる方は、ぜひ一度受診してみてください！