【人工授精の費用まとめ】保険金請求でまさかの黒字?

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はじめに

35歳で挑戦した、人工授精(AIH)。
費用は全額自費のため、始める前に「いくらかかるの?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

今回は、私がにしたんクリニックで受けた人工授精(3回分)の実費と、民間医療保険(アフラック)からの給付金額を詳しくまとめます。

「保険金が下りて黒字になった」というリアルな体験をもとに、注意点やアドバイスもあわせてご紹介します。


人工授精とは?簡単なおさらい

人工授精(AIH)は、排卵に合わせて処理済みの精子を子宮内に注入する治療です。
自然妊娠に近い形を保ちつつ、妊娠率を少しでも高める目的で行われます。

治療の流れとしては、以下のようになります:(あくまでも私の通っていたクリニックの場合)

  1. 生理開始9日目頃に受診
     → 超音波で卵胞の大きさを確認し、排卵日を予測
  2. 人工授精実施日を決定
     → 排卵日に合わせて処置を実施
  3. 生理が来れば次周期へ、来なければ妊娠検査薬→受診

つまり、1周期あたり平均1,2回の通院+当日1回の処置という流れが基本です。


実際にかかった費用(通院+処置のみ計算)

今回は「初診や検査費用」ではなく、人工授精そのものに関わる通院・処置費用のみを集計しています。

▶ 1回目(通院1回+AIH当日)

区分金額
通院(卵胞チェック)1,980円
処置当日(薬代含む)8,780円
合計10,760円

▶ 2回目(通院2回+AIH当日)

区分金額
通院①1,830円
通院②2,210円
処置当日8,230円
合計12,270円

▶ 3回目(通院1回+AIH当日)

区分金額
通院1,820円
処置当日7,320円
合計9,140円

💰 3回分の総額(実費):

10,760円+12,270円+9,140円=
合計 32,170円


保険会社への請求と給付金額(アフラック)

私が加入していたのは、アフラックの「新EVER」。

  • 「人工授精(子宮内精子注入術)」が日帰り手術扱いで給付対象に。
  • **1回あたり 25,000円、計3回で 75,000円**の給付金が受け取れました。

給付金と実費の比較 → まさかの黒字!

区分金額
実費(3回分)32,170円
給付金(3回分)75,000円
差額+42,830円(黒字!)

なぜ黒字になったのか?

✔ 給付金対象になった理由

  • 「不妊症」という病名であっても、**処置内容が「手術扱い」**になれば給付対象になる
  • 2022年4月1日から国の少子化対策の一環として、人工授精や体外受精が健康保険の適用対象となった
  • 入院不要の日帰り処置(外来手術)でも支給された

注意点とアドバイス

項目内容
保険会社の契約内容を確認手術給付金の対象条件や回数制限、待機期間などを要チェック
診療明細書を必ず保管手術名の記載が給付の根拠に
通院給付金つきの保険ならさらに上乗せも私は未加入でしたが、通院にも給付金が出るタイプの保険に入っていれば、さらに上積みの可能性あり!

おわりに

不妊治療は決して安くない治療ですが、医療保険の活用で経済的な負担を軽くできる可能性があります

私自身、「保険から給付金が出るなんて思っていなかった」ので、結果的に黒字になってびっくりしました。

これから人工授精や体外受精を考えている方は、治療とあわせて「自分の保険、どうなってたっけ?」と一度確認してみるといいかもしれません。

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