約半年の自己流タイミング法、2回の病院でのタイミング法、そして3回の人工授精を経て——
私は、体外受精へステップアップすることを決めました。
最初に通っていた不妊治療クリニックで、先生に言われたのは「まだ若いから、まずは人工授精をやってみましょう」という言葉。
当時35歳の私は、正直“まだ若い”とは感じていませんでした。でも、30代後半〜40代の方が多いクリニックの中では、若く見られるのかもしれません。
そして、先生からこうも言われました。
「人工授精で妊娠する人の80%は3回以内に、90%は5回以内に授かっている。5〜6回やって妊娠できない場合、それ以上の継続は難しいかもしれません。」
実際、私は3回目の人工授精で妊娠することができました。
でも、妊娠8週目で稽留流産。赤ちゃんの心拍を確認できないままのお別れでした。
妊活を再開する前に考えたこと
その後、約3か月間は妊活をお休み。
体を整え、気持ちをリセットしながら、夫とこれからのことを何度も話し合いました。
「できるだけ早く妊娠したい」「将来的には2人、できれば3人の子どもがほしい」
これは私たち夫婦に共通していた願いです。
夫は「人工授精で妊娠できたんだから、もう少し続けてみてもいいのでは」と言いました。
でも、私はAMHが1未満と低いため、時間を大切にしたいという焦りがありました。
「今のうちに卵子を取って凍結したい。だから、体外受精にステップアップしたい。」
そう話すと、夫はすぐに理解してくれました。治療費や通院の負担も増えるけれど、
“確率を上げたい”という気持ちは2人とも同じだったからです。
数字で見る妊娠率の違い
現在通っているクリニックでもらった資料によると、1周期あたりの妊娠率は以下の通りです:
方法 | 妊娠率(1周期あたり) |
---|---|
タイミング法 | 3〜5% |
人工授精 | 5〜10% |
体外受精 | 約45%(※良好胚の場合) |
数字だけを見ると、体外受精の妊娠率は圧倒的。
ただしこの45%という数値は、良好な受精卵が得られた場合のもので、状態が良くなければ当然、確率は下がるとも書かれていました。
それでも私は、「少しでも可能性が高い選択をしたい」と思ったのです。
1年後の自分に後悔しないように
不妊治療をしていて感じるのは、「スタートが肝心」ということ。
「あと1歳若ければ」「あと2年早く始めていれば」――そんな“たられば”が、どうしても頭をよぎります。
だから私は、**“まだ早いかな?”じゃなく、“今がその時”**と捉えて、前に進もうと決めました。
使える先進医療(タイムラプスやSEET法など)も積極的に活用していきたい。
自分が納得できる選択を重ねていきたい。
もちろん、人それぞれ事情や環境は違います。
仕事、年齢、体調、パートナーの考え方…同じ答えが全員に当てはまるわけではありません。
でも大切なのは、「どれが正しいか」ではなく、**「どれが今の自分にとって最善か」**を考えること。
私はそう思っています。
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