NAC日本橋の無料カウンセリング - 教員やめて妊活はじめました。35歳ぼっちブログ

「この先生なら信頼できるかも」と思えた

不妊治療を本格的に始めようと思ったとき、私が選んだのはNAC日本橋。
決め手は、院長のT先生の考え方に、ものすごく納得感があったからです。

以前通っていたクリニックでは、超音波のみで排卵日を見極めるスタイルで、血液検査はほとんど行われませんでした。その結果、「すでに排卵しちゃってるね～」なんてことも数回あり、１周期ごとがすごく貴重なのに、なんで！もったいない・・・！とモヤモヤしていました。

でも、NACではその部分をとても丁寧にみてくれる。たとえ通院回数が増えたとしても、確実に排卵日を見極めて、ここぞというときに採卵などの処置をしてくれる、結果重視で考えていた私にとってはすごく信頼できる病院だと思いました。

私のようにAMHが低く、卵の数が限られている人間にとって、小卵胞細胞までしっかり育ててくれる方針もとても魅力的でした。

それに、成績のよさも納得。
「この先生なら、自分の体をまかせてもいいかもしれない」
心から、そう思えた病院でした。

カウンセリング当日。

事前に待合室で問診票のようなものを書きました。最後に質問欄があったので、あらかじめ用意していた質問をなるべく短く分かりやすく、聞きたい順に３つほど書きました。

カウンセリングだし、どこまで聞いてもらえるか不安でしたが、T先生は上から順に一つずつ、丁寧に答えてくださいました。

とても印象に残っているのは
「流産手術をしたばかりです。次に生理が来たタイミングで、採卵はできますか？」

との質問に対して、先生から返ってきた言葉は、

「全然無理だよ～。まだ子宮が回復していない。」

依然通っていたクリニックの先生とはまったく違う見解で、正直ショックもありました。
でもその後、基礎体温を丁寧にチェックしてくれて、すぐに「HCGの値を見てみようか。お金はかかりませんからね。」と、無料でHCGの値まで確認してくださったことには驚きました。

結果、「HCG103かあ。うーん…手術後2週間にしてはまだ高い。体はまだ妊娠していると思っている状態だね。妊活再開は８月ごろかなあ。もしよかったら、また２週間後ぐらいにHCGの値をはかりに来てください。完全に下がり切るまで待たんといけんからね。」とのことでした。

8月だなんて…長すぎる…！！！正直かなりショックでした。

でも、子宮の状態をきちんと整えてから妊活を再開すべきという考えには納得するしかありません…

それまでは体にいいもの食べて、運動して、体を整えていこうと決心しました。

私は関節リウマチ持ちで、今までに血液検査を何度も受けていました。
質問欄には、リウマチのことも書きました。

「関節リウマチ持ちなのですが、妊娠率や流産率に影響はあるのでしょうか？」

先生「リウマチかあ。自己抗体はなにがあるの？」

自己抗体…？えっと、どういうこと…？？？？自己抗体ってなに？リウマチってことしか分からない。。。

「すみません。わかりません。確認してみます。」

リウマチに関する知識は「わかってるつもり」でも、全然理解できていませんでした。
自分の体の状態を「なんとなく」ではなく、「きちんと把握しておくこと」の大切さを感じました。

そして、自己抗体についてきちんと確かめようと、家に帰って急いで次のリウマチのほうの病院の予約を取りました。

T先生は、ネットでよく言われる通りな印象でした（笑）
でも、怖いわけでは全くなくて、むしろ信頼できるタイプ。

無理なことは「無理」とはっきり言ってくれる
曖昧なことをごまかさない

そんな印象でした。

受付スタッフはやや淡々としていましたが、特に嫌な印象はなし。
精子検査の説明をしてくれた培養士さん（？）や、採血を担当してくれたスタッフさんは、とても丁寧でわかりやすく対応してくれました。

そして何より驚いたのは、院内の広さと開放感。
待合室で隣に人が座ることがなく、ゆったりと過ごせたことがありがたかったです。
培養室がガラス張りで見えるのも、安心感につながりました。

初診で一番驚いたのは、**無料カウンセリングでここまでしてくれるの！？**という点。

正直、他の病院では考えられないレベルの内容でした。

不妊治療のスタイルや先生との相性は、人によって合う・合わないが本当に分かれると思います。
私自身は、NAC日本橋の方針や先生の考え方に納得できたからこそ、「ここでなら頑張ってみよう」と思えました。

特にこんな人に向いていると思います：

・薬に頼りすぎず、自然周期ですすめたい人

・検査や数値をしっかり見ながら治療を進めたい人

・低AMHなどで、少ない卵にも希望を持ちたい人

まずは無料カウンセリングを受けてみるのがおすすめです。
このレベルの検査と説明を、無料でここまでやってくれる病院は、なかなかありません。

次回は、私のAMH0.79という数値と、それに対して先生から言われたこと、どう受け止めたかをお話しします。